tDiary-4.0 以降のバージョンは gem に対応しているので、簡単に tDiary を設置出来ます。
gem コマンドで tDiary をインストールします。
% gem install tdiary
インストールすると、 tdiary コマンドが使えるようになります。ちゃんとインストールできているか、確認してみましょう。以下のようにバージョン番号が表示されればインストール成功です(表示される番号はバージョンにより異なります)。
% tdiary version
4.0.0
rbenv を使っている場合は忘れずに rehash を実行しておきましょう。
% rbenv rehash
newコマンドを実行してtdiaryを設置します。インストール先のディレクトリ名を指定します。以下の例では diary ディレクトリにインストールします。
% tdiary new diary
create diary
create diary/public
(中略)
create diary/tdiary.conf
run bundle install --without test development from "./diary"
Resolving dependencies...
Using rake (10.1.0)
Using bundler (1.3.5)
(中略)
Using twitter-text (1.6.1)
Your bundle is complete!
Gems in the groups test and development were not installed.
Use `bundle show [gemname]` to see where a bundled gem is installed.
run bundle exec tdiary htpasswd from "./diary"
Input your username/password
インストール途中で「Input your username/password」と表示され、 更新画面のユーザ認証のために、IDとパスワードを入力します。
Username: machu
New password:
Re-type new password:
install finished
run `tdiary server` in diary directory to start server
インストール先のディレクトリに移動して、serverコマンドを実行するとtDiaryサーバが起動します。
% cd diary
% bundle exec tdiary server
>> Thin web server (v1.5.1 codename Straight Razor)
>> Maximum connections set to 1024
>> Listening on 0.0.0.0:19292, CTRL+C to stop
Webブラウザで http://localhost:19292/ にアクセスすると、tDiaryの画面が表示されます。
CTRL+CコマンドでtDiaryサーバを終了します。
>> Stopping ...
tDiaryのアップデートもgemコマンドを使います。
$ gem update tdiary
tDiaryの設置ディレクトリに展開されたファイルは、 tdiary updateコマンドを使って更新できます。
$ cd [tDiaryの設置ディレクトリ]
$ tdiary update
$ bundle install