2005-09-01
_ [開発] イラク戦死者のプロットから何が分かるか
現在のイラクでのUS,UKの戦死者数を見てみたところ、全然減っていないことに驚いた。合計では既に2000人以上になっている。それでもその間の日本での交通事故死者数よりは全然少ないのは置いておくとして、イラク戦死者統計は以下のページで見ることができる。
各Periodをクリックすると、戦死者の名前、戦死した場所などの詳細を見ることができる。イラクの都市名はいったいどこなのかさっぱり分からないので、イラクの主要都市経度緯度情報を探してみたら以下のページが見つかった。
・Latitude and Longitude of Important Cities of Iraq
これらのデータを組み合わせてGoogle MapsやGoogle Earthにプロットすれば、主要な戦地などが時系列で分かるようになるのだが、今出張の準備で忙しくてやっている暇がない。というわけで誰か興味があったらやってみてください。とネタ提供だけしてみます。こういうのはちょっと不謹慎なのかもしれないけど、かなり興味深く、考えさせるものになるはずです。
ちなみに、戦死者の出身地をGoogle Mapsにプロットするのはもうある。
これはアメリカの人にとっては重いけど、イラクを考える材料にはならないのが残念。
READMEと日記の書き方
ご存知かもしれないけど、Text Mining とか Text Extraction の分野は、大量の新聞記事の中から、特定の条件にあてはまるフレーズを取り出し、それが数値の場合には表やグラフに変換してくれるそうです。昨日、聞いてきた発表では、新聞記事から日経平均株価の遷移を取り出しそれをグラフ表示する研究が紹介されてました。
Miningもextractionも、条件を書いたり、加工したりというところはユーザがある程度しないといけないので、このネタに使えるかどうかは疑問です。今回のように、2種類以上のデータをjoinして可視化するなんていうのは、まだ難しいのではないでしょうか。それにしても日経平均てのはちょっと...わざわざ記事から抽出しなくてもなんてツッコミは入りませんでしたか?