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豊田正史のSLとは関係ございません


2009-11-19

_ [学会] WebDB Forum 2009

WebDB Forum 2009に参加してきたので、座長をしたセッションの様子を書いておきます。長尾先生と大向さんの講演とか、パネルセッションとかまだ色々あるのですが、力尽きた...

セッション1A: 情報推薦・検索支援    座長:豊田 正史(東大)

  1. 「地域限定性を考慮した情報推薦方式に関する基礎検討」奥 健太, 服部 文夫(立命館大学)
    旅先の地域検索で、自分の地元にあるような店が出てきてもうれしくない。地元のキーワードに対してIDF的なペナルティを与えて検索する地域に特徴的なキーワードをランキングできるように工夫。地元でやるのと全国でやるのとどの程度差が出るかな。
  2. 「閲覧者を用いた検索とコミュニケーションによるWeb情報収集支援システムの提案」松井 優也, 河合 由起子(京都産業大学)
    検索結果をページの現在の閲覧人数を考慮してリアルタイムでリランキングし、同じページを閲覧している人とチャットができる、というFirefoxプラグインを試作。閲覧人数はプラグイン使用者のデータ。スケールするにはだいぶ工夫が要りそう。
  3. 「検索質問と検索結果の推移に基づく先読み検索の提案」藤田 遼治, 太田 学(岡山大学)
    ユーザが検索クエリを微修正したとき、結果に出てくる特徴語の分布も変化する。そこからユーザの意図を読み取り、さらに修正クエリを先読み実行してみようという試み。評価が6クエリでしか行われていないので効果のほどはまだまだ不明。また、微修正が正しく行われたということを前提としている。絞りすぎたり、変に修正した場合は先読みしてもおかしくなるだけか?
  4. 「複数属性に着目したアクセス履歴からのページ推薦手法」岡本 拓明(株式会社 ぐるなび), 横田 治夫(東京工業大学)
    ぐるなびの閲覧履歴を用いてユーザが次に見そうなお店を推薦したい。お店ページ単位のLCSだとスパース過ぎるので、お店の属性(平均予算、カテゴリなど)を考慮したLCSで推薦すると適合率を少し上げられる。

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