2005-08-14
_ [漫画] みなもと太郎「風雲児たち幕末編7」
まだ、大部分は雲竜奔馬とかぶっている。次巻あたりから新しい話に入っていきそう。ペリー帰国時の琉球でのエピソードが興味深い。琉球でアメリカの水兵が住民に殺されるという事件が発生し、ペリーは犯人の引渡しを要求したのだが、よくよく調べてみるとその水兵は酔って婦人に暴行を働き怒った住民に追いかけられて橋から転落して死んだと分かった。琉球側では、関係のない罪人を犯人にしたて、これを流罪にすることで解決を図ろうとしたが、ペリーはあっさりそれに感謝の意を表して帰国の途についたという。まったく昔からアメリカ水兵のやることは変わらない訳だが、その後の対応は今より紳士的な気もしなくはない。まあ、開港を勝ち取った後で、余計な問題を起こしたくなかっただけかもしれないけど。
READMEと日記の書き方
ちなみに一昨日横浜の体育館でバスケットボールのピックアップゲームしたおり、アメリカの水兵さんが2人来てました。横須賀基地勤務だそうで、アフリカ系の好青年たちでした。<br>いらぬ心配とは思いますが念のため記しておきますと、性犯罪者はどのコミュニティにもだいたい同じ割合いるわけなので、米兵だからやるというわけじゃないですね。問題は裁判をどうするかということで。もしも米兵一般の人格を疑う風潮ができてしまうとそれも欧米崇拝と同様に冷静じゃないと思うわけです。
もちろん皆そうだというつもりはまったくないのですが、戦後の沖縄のこともあるし、立場上目立ってしまうのはしようがないでしょう。軍隊なんですから規律をしっかりしておいて欲しいものです。一定数はそういうのがいるからと言われて納得のいくものでもないですし。そういえば沖縄にいるのは海兵隊で、横須賀の海軍とは違うんではなかったでしたっけ。
とよだの記述がおかしいと思ったわけじゃないですよ。心配なのは、米兵達も外交的同意に基づいて日本に居住している住民なわけで、犯罪訴追には政治的意図やら民族意識を除外しないと不毛な争いの種になるだろうなということでした。
そうですね。向こうの人たちも上手くやっていけるよう努力しているのでしょうから。