2006-05-06
_ [ゲーム] ボナンザ世界一
将棋ソフト世界一に「Bonanza(ボナンザ)」 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
カナダで理論物理を研究している保木邦仁と言う方が、空いた時間でコツコツ作ってきたものだそうだ。昨年6月に公開され、あまりの強さにコンピュータ将棋界隈では話題だったらしい。とはいえ、そんなに安定した強さでもないらしく、予選では苦戦もしていたらしい。アルゴリズムなど詳しいことは下記のホームページを見ても良く分からないのだが、なにがブレークスルーだったのかは興味のあるところ。
READMEと日記の書き方
人のブログで読んだだけなのでまったく当てにならない情報だが、アルゴリズム的に作り込んだのではなく、名人の棋譜の情報を学習させただけ(といってしまうとなんだが)とか。10年くらい前に某社でやってたオセロプログラムも一行で表現するレベルだとこんな感じのアプローチだった気がする(オセロはコンピュータが圧倒的に有利なので、当時の世界チャンピオンの日本人の方の事前のコメントが「(コンピュータに、数戦やるうちの)一矢でも報いたい」というものだったが、結果はコンピュータ…たしか普通にパソコン…の全勝」。
へええ。学習もある規模以上のデータでやると質が転換したりするのでしょうか。終盤の詰判定を高速化とかどこかで読んだ気もするのですが、あんまり詳しい情報はないみたいですね。
序盤データベース20万手というのが効いてる気がする。棋譜から学習したとすると学習させかたが勝負でしょうか。
序盤だけだと奨励会の猛者は倒せないような気がするなあ。どこかで読んだ記事によるとチェスプログラムを参考に作られているそうな。