2006-08-04
_ [映画] ゲド戦記
久しぶりに良い映画を観た。ゆったりとした時間の流れが心地良く、異国をのんびりと散策するように楽しむことができた。宮崎駿色を封印したシンプルな演出が清々しい。声優ではゲド役の菅原文太もシブいが、なんといってもクモ役の田中裕子が良い味を出している。さすが往年の演技派女優。あとは、テルーが○であることの伏線をもうちょっと張っておいてくれればばっちり。原作のゲド戦記は修士の頃に読んだのだが内容をきれいさっぱり忘れているという理想的な頭の状態だったのが良かったかも。
最後にこれをクソ映画と言う人、その尻馬に乗って酷評している人達に一言。お前らクソ映画観たことあんのかYo!真の名をハリウッドに売ったか?断言するがこれはクソ映画ではない。最近クソ映画ばかり観ている私が言うのだから間違いない。
READMEと日記の書き方
原作と違う(ジブリの伝統?)とか,あまり参考にならない批評の中で,興味深い意見が聞けてよかったです.そのうち空いたころを見計らって見てみるかな.
今回宮崎駿は関わってないんだっけ.確かに彼の演出は,高いレベルでだけど,ちょっと鼻につくときもあるので,彼抜きでのジブリカラーとはどういう感じなのか興味ある.
Cafebabeさんはお分かりかと思いますが、私の基準は大変低いので御注意を。
宮崎駿はあんまり関わってないみたい。違いは観てのお楽しみ。