2004-12-02 WISS2004
_ [学会] 入力セッション
東大西田さんによるDrag-and-Guessは、ドロップ先を予測して提示しD&Dを簡単にできるようにしたインタフェース。予測手法そのものではないところが微妙でニッチ。
服部先生のはかな漢字変換のようなインタフェースで例1つから正規表現をエディットする手法。便利かもしれぬ。
塚田さんのOn-Demand Cursorはマウスのボタンとホイールの上にタッチセンサを複数付け、カーソルのモード切替をできるようにしたもの。押す前にモード切り替わりのフィードバックがあるのがちょっといいかも。
_ [学会] 音セッション
緒方さんの音声訂正は論文賞受賞。音声認識の誤り訂正を、コンパクトな候補提示で簡単にできるようにしたもの。
ダブル後藤さんのMusicreamは、凝ったつくりの音楽プレイヤー。普段音楽を聴く習慣がまったくないので良さが分からぬ。
石田さんの「ぶるぶるくん」、竹川さんの「モバイルクラヴィーアIII」と鍵盤モノが2個続く。ぶるぶるくんは、間違いを振動で伝えてくれるもの。モバイル…は、小型の鍵盤で広い音域の曲を弾くため、鍵盤をフットペダルで動的に分割するもの。生演奏が聴けたのは良かった。神業にしか見えぬ。
_ [学会] ペンセッション
佐藤さんのはペン用のフローメニュー。日本語入力がさくさくできる。
栗原さんの「ことだま」はペンベースのプレゼンツール。ペンでプレゼンを作れたり、発表中にアニメーションの順序をペンで自由に変更できたりする。
三浦さんのRodDirectは、PDAにペンを指したままの状態で、抜き差しおよび回転操作によってスクロールなどを行うことができる。ナイスな一発ネタ。
_ [学会] デモセッション
日立の大塚さんのTranspostはレイア姫が見られる3次元ディスプレイ。すごい力技。DFDディスプレイはディスプレイを前後に2枚ならべて表示しているものの輝度を変えることで奥行き感をだすもの。河口さんのところがセグウェイを使ったWLAN基地局探索システムを作っていたので試乗。これはなかなか面白い乗り心地。ディスプレイを見ながらでも結構運転できるもんだね。あとは、RodDirectやOn-Demand Cursorを触ってみたり。あそうそうモバイルクラヴィーアで日本語入力ができるようになってた。
_ [学会] 露天風呂と夜セッション
この日は、屋上の露天風呂へ。かなりいい眺め。
本来なら呑みに突入なのだが、これまでの発表の流れを見るに、自分のプレゼンが今のままでは3日目朝一の発表を乗り切るには弱いと見て、夜セッションの脇で、泥縄ネタ仕込み。なんか積み木を積んでる人たちがいたなあ。疲れたので2時ごろ就寝。おかげであまり呑めず。若い人は朝の4時まで呑んでたらしい。元気だなあ。
READMEと日記の書き方