2005-12-17
_ [テレビ] 桜塚やっくんにプレゼン2.0普及の兆しを見る
最近、エンタの神様で桜塚やっくんというピン芸人さんがスケバン恐子というネタをやっている。自分がボケるのを観客にツッコませるというスタイル。最初にどこでボケるかを言わずに、ツッコミの台詞だけを何人かの客に教えておき、良いタイミングでツッコむように言っておく。観客がツッコミ損ねれば観客に逆にツッコミ、うまくできれば拍手喝采でなかなか良くできた仕掛けになっている。思想的には話者と聴衆との密接なインタラクションを目指したプレゼン2.0に通じるものがある。ようやく時代が追いついてきたか。しかし、落語の世界にもこの分野の巨匠がいることを忘れてはならない。林家木久蔵師匠である。笑点の大喜利であまりにベタなダジャレを連発するので、先に観客にオチを言われてしまうというあの芸は、もはや3.0の領域に近いかもしれない。
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